研究所について

一般社団法人中小企業研究所は、敗戦直後のGHQが進める経済民主主義の下、１９４８年（昭和２３年）に中小企業者自らによる「中小工業研究所」として創立され、１９５１年（昭和２６年）に現在の「中小企業研究所」に名称変更され、翌年（１９５２年）、当時の商工省から社団法人の設立許可が下り、初代理事長は復興金融公庫副総裁・東京都民銀行（現きらぼし銀行）頭取の工藤昭四郎氏が務めています。
社団法人の設立から、昨年の末で創立７０周年を迎えています。長きにわたり、それぞれの時代に即した中小企業小規模企業の研究、政策活動を展開しています。

主な業務は、

1. 中小企業・小規模企業に関する実態調査と内外資料の収集と公開
   現在、「事業承継」のヒアリング調査を柱にした社会調査研究が行われています。
2. 中小企業・小規模企業に関する理論と政策の研究。
   現在、「社会保障」「最低賃金」の政策研究が行われています。
3. 研究会・シンポジウム・講演会の開催
   ここ近年は、中小企業及び小規模企業「白書」を中心に中小企業庁より白書担当者をお招きしてのセミナーを毎年開催しています。また、時局ごとの税制改正、消費税、中小企業金融等の政策課題のセミナーや研究会を開催しています。